病院クリニック経営でチャットGPT導入のシーンはどこにあるのか

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チャットGPTという技術について、何となくみなさん耳にしたことがあると思います。

では、チャットGPTを病院・クリニックで活用していますか?と聞かれると多くの方はノーと答える方がほとんどだと思います。

今回は病院・クリニックでのチャットGPTの活用シーンについて考えてみたいと思います。

そもそもチャットGPTとは

ChatGPTは入力した指示文(プロンプト)に対してテキストを生成・出力するAIサービスです

チャットGPTとは何ですか?とチャットGPTに質問したとこと以下のような回答が返ってきました

ChatGPTは、OpenAIが開発した大規模な言語モデルを基にしたAIチャットシステムです。「GPT」は「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、AIがテキストを生成するための技術を指します。ChatGPTは、この技術を活用して、人間のような自然な会話を行ったり、質問に答えたり、情報提供やアシスタントとしての役割を果たすことができます。

ChatGPTの主な特徴は以下の通りです:

多様な質問に対応:一般的な知識から専門的な内容まで、さまざまな質問に対して回答できます。

自然な対話:人間と会話するように、文脈を理解して応答を生成します。

多言語対応:英語をはじめ、日本語や他の言語にも対応しており、異なる言語での会話が可能です。

創造性:文章の生成や、アイデアの提案など創造的なタスクも得意です。

自己学習:大量のデータをもとに事前学習が行われており、新しい知識を持ちながらも過去の情報に基づいて回答します。

ただし、情報の信頼性や最新性には限界があるため、必要に応じて他のソースで確認することが重要です。

チャットGPT自信が答えているので私が考えて書くよりよっぽど情報量が豊富で間違いないですね!

チャットGPTの使い方は

チャットGPTは、日本語を含む多くの言語に対応しています。基本的な機能は無償で利用可能ですが、特定の機能やサービスには有料プランがある場合もあります。詳細についてはOpenAIの公式サイトで確認できます。登録するために必要なのはメールアドレスのみなので、パソコンやスマホをお持ちなら誰でも利用できます。

私がパソコンでチャットGPTと検索したところこのようなサイトにアクセスできました。

URL:チャットGPT (chatgptjapan.org)

 

病院やクリニックでチャットGPTを使えるシーンとは?

診断書などの文書作成、英語の論文を翻訳し、要約するなどの作業が期待できそうです。

一部では診断書などの文書をチャットGPTに書かせるのは倫理的に問題があるとか、信憑性に疑問があるとか言う意見があります。確かにチャットGPTが回答した文章を確認もせずそのまま患者に渡すのは問題かもしれません。ですが通常はチャットGPTが出力した答えを読み解き、医師や医療従事者が必要な部分は自身の見解に書き換えて患者に交付するのではないかと思います。

私自身も医療関係の質問をチャットGPTに投げかけてみましたが、不足している部分は補足するということで、自分でゼロから書き込むより豊富な情報量を患者に提供でき、かつ時には自分も知らなかった新しい見識やその医療行為についての知識を得るきっかけになったりもしています。

そういう意味でチャットGPTは医療従事者の仕事を効率化、時間短縮した上、知識を深めるツールにもなり得るかもしれないと感じます。

チャットGPTを利用する上での注意点は?

チャットGPTを有効に使うには、ユーザーが入力する指示文(プロンプト)が重要と言われています。チャットGPTに答えて欲しい内容をなるべく具体的に指示します。

また現在提供される情報は2021年9月までの情報のためそのことを念頭において使用することが必要です。(Web browsing 機能を有効にすると最新の情報を取得することができるようになるようです)

チャットGPTをどのように使ったら良いのかわからないという方は、チャットGPTに関する書籍なども出ていますので参考にしてみるといいと思います。

こちらの本は実際にチャットGPTを利用しているユーザーさん達の声が集約されていて、参考になると思います。

医師が使用した例についても書いてあります。

 

今やらないヤツはバカ!

堀江貴文のChatGPT大全

堀江貴文 (著), 荒木賢二郎 (著),幻冬舎

とにかく先入観を持たずに一度体験してみてはいかがでしょうか