医療区分1~3とは
令和6年の診療報酬改訂
療養病棟入院基本料は従前の医療区分3分類から医療区分9分類に変更になりました
令和6年診療報酬改訂後の30段階
なぜ療養病棟入院基本料は改訂されたのか
医療区分・ADL区分等に係る評価票は平成18年7月から導入されていました
それ以前の医療療養病床では、患者様の状態に関わらず包括性(ほうかつせい)として一定の入院費を請求するシステムでした
その結果、医療や看護の必要性がそれほどなく、手のかからない患者を多く入院させ、病院の収益を増やす経営の方法をとっていた療養型の病院が多く存在していたようです
そのような「社会的入院」をなくすため、医療区分・ADL区分等に係る評価票による9段階の入院基本料の導入が行われました
令和6年の診療報酬改訂ではそれをさらに細分化し、30段階の入院基本料となりました
これによりより患者の状態を的確に判断し、質の良い医療を提供することを目的としています
評価の項目が変わることで、病院の収益がどのように変わるか、今後分析が必要そうです
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